【オシャレは足元から】25年愛用ブーツに教わったシューズの選び方

【オシャレは足元から】

25年愛用ブーツに教わったシューズの選び方

2026年6月11日

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こんにちは、YUUです。

「オシャレは足元から」——この言葉を、私はもう20年以上も耳にしてきました。

でも足元って、自分ではいちばん目線が向かない場所。鏡を見るときも、つい顔まわりばかりチェックしてしまいますよね。

今日は、その足元、シューズの話。なぜシューズで印象が変わるのか、私がシューズを試してから買う理由、そして25年も履き続けている一足のことまで、ぜんぶお話ししていきます。

「オシャレは足元から」って、いつから言われてるの?

じつはこの言葉、起源や誰が言い出したのかは、はっきりわかっていません。

メンズファッションから生まれたという説もあります。男性のシューズは、昔から富や立場を映すものとされてきましたから。中国の古典『易経』が由来という話もありますが、こちらも確かな証拠はないそうです。

ちなみに日本に洋式のシューズが入ってきたのは、江戸時代の末から明治のはじめ。そこから少しずつ、ファッションとしてのシューズが広まっていきました。

出どころははっきりしないのに、これだけ長く言い継がれている。それだけ多くの人が「足元って大事だな」と、どこかで実感してきた証拠なのかもしれません。

シューズを変えるだけで、人の印象はこんなに変わる

お洋服も、メイクも、髪型もまったく同じ。それでも、足元のシューズを変えるだけで、見た目の印象はびっくりするほど変わります。

これはきっと、あなたも体感したことがあるはず。

私がいつも大事にしているのは、TPOに合わせて足元を変えること。ここが、足元のおしゃれの基本のキだと思っています。

  1. 01

    きちんとした場所には、レザーのシューズ

    ホテルのラウンジで待ち合わせ、みたいな日。足元をレザー系にするだけで、全体がすっと品よくまとまります。

  2. 02

    気のおけない相手とのご近所には、軽いスニーカー

    カジュアルな服が好きな友人と、ご近所でランチ。そんな日は軽いスニーカーで。肩の力が抜けた、ちょうどいい感じになります。

  3. 03

    あえての“外し”で、こなれて見せる

    シックな色のきれいめなお洋服に、あえてスニーカー。この“外し”も、立派なセンスのひとつ。足元で全体のバランスを取ると、「センスあるな」と思わせる一着に変わります。

足元ひとつで、きちんとにも、こなれにもなる。シューズで印象の違いを出すのって、おしゃれのいちばん楽しいところだと思うんです。

スニーカー・ローファー・フラットシューズの3足
スニーカー、ローファー、フラット。足元を変えるだけで、印象も気分もこんなに変わります。

安いから、で選んだシューズの落とし穴

街を歩いていると、価格の安さだけで選んだようなスニーカーを履いている方を、わりとよく見かけます。

安くても素敵なものはもちろんあります。でも、安さだけで選んでしまうと、どうしても傷みやすかったり、歩いていて足が痛くなったり、ということが起きやすい。そして、傷んだままのシューズをそのまま履き続けている方も、けっこういらっしゃいます。「もったいないから」「まだ履けるから」——その気持ち、すごくわかります。

ただ、ここで思い出してほしいことが。

足元は、自分ではいちばん見えないけれど、外からはとてもよく見られている場所なんです。

人を見るとき、私たちは無意識に「顔・足元・手元」を見ています。体の端っこほど、案外しっかり見られている。きっとあなたも、誰かを見るとき自然と目に入れているはずです。

だからこそ、何十万もするシューズを買いましょう、という話ではなくて。清潔でクリーンな状態のシューズを履くこと。それ自体が、自分を大切にすることにつながります。

そしてもうひとつ。歩きやすさや、足を痛めないこと。足元を整えるのは、見た目だけじゃなく、自分の健康にもつながっているんです。

私が、シューズは“試してから”買う理由

「オシャレは足元から」を意識するようになってから、私のシューズの選び方は少し変わりました。

もともと、全身を鏡に映して、足元まで含めてチェックする習慣はありました。でもそこから、シューズ選びをより一層、ていねいにするように。

具体的には、こんなふうにしています。

  1. 01

    合わせたい服を、実際に着てお店へ

    「このシューズ、どうかな」と思ったら、合わせたいイメージのお洋服を着て、お店まで履きに行きます。家の中の想像と、実際に合わせた姿は、けっこう違うんです。

  2. 02

    履き心地を、いちばんに

    見た目が好みでも、歩いてみて違和感があれば見送ります。実際に足を入れて試すようになってから、履き心地での失敗がほとんどなくなりました。

  3. 03

    長く付き合えそうか

    直しながら履けるつくりか。何年も一緒にいられそうか。そんな目線で見ると、選ぶ一足が変わってきます。

ネットでサッと買うのも便利だけれど。シューズだけは、できるだけ自分の足で試してから選んでほしいなと思っています。

25年、直しながら履き続けているブーツの話

ここで、私の大好きな一足のお話を。

20歳ぐらいの頃、一生ものだなと思えるくらい好きなロングブーツに出会いました。当時の私には「高すぎるかな」と思う値段。しかも関西に住んでいる私にとって、その一足は東京の伊勢丹新宿にしかなかったんです。

でも、どうしても自分で履いてみたくて。わざわざ東京まで、買いに行きました。

サイズもぴったり合って、気持ちも上がって、接客もとても気持ちよくしていただいて。そうして連れて帰ったブーツを、私は今でも直しながら履いています。もう25年ぐらいの付き合いです。

長く履き込まれたレザーのロングブーツ
(イメージ)長く愛したレザーは、時間とともに自分だけの表情になっていきます。

大事だから、最初は「履くのがもったいない」と思っていました。でも、あるとき気づいたんです。履いてあげないほうが、もったいないって。それからは、たくさん履いています。

「ちょっと高いな」と思うくらいのインポートブランドのものは、やっぱりつくりがしっかりしています。修理に出したときも「これはまだまだ履いていただけますよ」と言ってもらえる構造になっている。だから、こんなに長く一緒にいられるんですね。

良い一足は、じつは“コスパ最強”

今の時代、「ものより体験に投資」とよく言われます。

このブーツも、買った当時の満足感はもちろん、履くたびに自分のテンションが上がる。それって、立派な体験への投資だと思うんです。

価格は20万円は超えないくらいでした。当時は「高い」と思った。でも25年以上履いていると考えると、1年あたり1万円もかかっていない計算になります。

そう捉えると、このブーツからもらっている価値の大きさを、しみじみ感じます。そして何より、すごく楽しい。

じつはブーツだけじゃなく、夏に履くサンダルにも、十年単位で愛用しているお気に入りがあります。そういう一足との出会いと、それを身につけている自分でいること。見栄とかではなくて、少しだけ自分に自信が持てたり、機嫌が上がったり。それって、毎日がハッピーになる大きな要素だと思うんです。

シューズを磨くことは、自分を磨くこと

水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』を読んだことはありますか。

あの物語で、神様のガネーシャが主人公にいちばん最初に出す課題が「靴をみがく」なんです。

これ、ただのお手入れの話ではないんですよね。足元を整えることで気持ちが整う。身のまわりのものを大切にする、その小さな一歩が、毎日を少しずつ変えていく。仕事や人生に、まっすぐ向き合う姿勢をつくる。そんな意味が込められています。

私もそう思います。お気に入りのものに囲まれていると、自然と自分自身を大切にするようになる。本当に頑張って手に入れたものほど、ていねいに扱いますから。

5年、10年、ときには20年。そうやって人生を共に歩む一足ができると、なんだかすごく、豊かな自分に近づけている気がするんです。

クロスでレザーシューズを磨いているところ
磨く時間は、自分をいたわる時間でもあります。

YUU’s Pick — 足元を大切にしたくなる5つ

まずは1冊と、シューズを長く愛するためのお手入れ道具を。私が「これさえあれば」と思う、最低限のセットです。

1. 夢をかなえるゾウ1(水野敬也)

足元を磨くことが、自分を磨くことにつながる。それを物語で教えてくれる一冊です。ガネーシャ最初の課題「靴をみがく」の意味を知ると、いつものお手入れの時間が、少し特別に感じられます。

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2. M.MOWBRAY プロホースブラシ(馬毛)

お手入れの大黒柱が、この馬毛ブラシ。毛に密度と弾力があって、表面はもちろん、縫い目に入り込んだホコリまでしっかりかき出してくれます。まずはこれで、サッとホコリを払うだけでもOK。1本あると、毎日のひと手間がぐっと楽になります。

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3. コロニール 1909 シュプリームクリームデラックス

コロニールはやっぱり間違いのないブランド。なかでもこの1909シリーズは、軽い汚れ落とし・栄養・ツヤ出しを1本でこなしてくれるのが魅力です。あれこれ揃える前に、まずはこれ1本あれば、レザーのシューズがいきいきとよみがえります。

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4. コロニール ウォーターストップスプレー

ドイツ生まれの、防水スプレーの超定番。雨や汚れからシューズを守りながら、レザーに栄養も与えてくれます。おろしたての一足にひと吹きしておくと、長持ちが全然違います。大切な一足ほど、最初のこのひと手間を。

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5. M.MOWBRAY グローブクロス

手にはめて使える、磨き上げ用のクロス。仕上げにこれでサッと撫でるだけで、ツヤがぐっと深くなります。クリームのあとのひと拭きが、いちばん気持ちのいい時間。布が1枚あるだけで、お手入れがちょっとした楽しみに変わります。

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もっと気軽に・節約して始めたい人へ

「いきなり全部そろえるのはちょっと…」という方も、安心してください。最近は、最初の一式が数千円で買えるお手頃なセットもたくさんあります。まずはここから始めて、続きそうだなと思ったら少しずつ良いものに、で十分です。

A. コロンブス ブートブラック スターターセット(本命)

国産の老舗ブランド・コロンブスの入門セット。馬毛・豚毛ブラシ、クリーム、クロスまで一式そろって、2,000〜3,000円ほど。説明書付きなので、初めてでも迷いません。「まずこれ1つ」で間違いない、節約派の本命です。

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B. オールインワン靴磨きセット(収納ケース付き)

とにかく安く、一通りそろえたい人に。ブラシ2本・クリーム・クロスがケースにまとまって、1,500〜2,500円ほど。1つにまとまっているので、お片付けもらくちんです。

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C. コロンブス 馬毛ブラシ(単品)

「まずはブラシ1本だけ」という超ミニマム派に。800〜1,200円ほどで、サッとホコリを払うだけでも見違えます。クリームは手持ちの靴クリームで代用してもOK。いちばん気軽な入口です。

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まとめ — 足元を整えることは、自分を大切にすること

「オシャレは足元から」。長く言い継がれてきたこの言葉には、見た目のことだけじゃなく、もっと深い意味があると私は思っています。

清潔なシューズを履くこと。歩きやすい一足を選ぶこと。気に入った一足を、直しながら大切に履くこと。その積み重ねが、いつのまにか自分自身を大切にすることにつながっていきます。

べらぼうに高いものでなくて大丈夫。一足だけでもいいから、生きているうちに「これは一生もの」と思えるシューズに、ぜひ出会ってほしいなと思います。

そして、「自分にどんなシューズが似合うんだろう」「良いものって、どこで選べばいいんだろう」と迷ってしまう方は、プロに頼ってみるのも一つの手です。よかったら一つの参考例として、Ustyleのお買物同行ものぞいてみてくださいね。

今日のあなたの足元が、ほんの少し愛おしく見えてきますように。

それでは⭐︎

#シューズ#足元のおしゃれ#シューケア#40代ファッション#パーソナルスタイリスト
YUU

この記事を書いた人

YUU — Personal Stylist

大阪のパーソナルスタイリスト。ファッション業界25年以上、4Dパーソナルカラー・骨格・フェイスタイプ診断のアナリスト。「いざ、自分。」をテーマに、40代からの自分らしさを発信しています。

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